DIGの話

今日はブックオフに行った。

ぷらぷらしていたら、音楽関係の雑誌コーナーで、思い出の雑誌「DIG」を見つけた。

THE DIG No.28 (シンコー・ミュージックMOOK)/著者不明

￥1,365
Amazon.co.jp

↑これは現在発刊中のDIG。
今回俺が発見したのは、95年発刊当初、隔月で発売していたDIG。

どうしても、取り戻したい「DIG」があった。

96年9月に発売された、「Blues」の特集号だ。
表紙はジョン・リー・フッカー、特集でハウンド・ドッグ・テイラー、そしてジョニー・ギター・ワトソン、俺がブルースにのめり込むキッカケになった一冊だ。

俺はこれを不覚にも幼馴染に貸してしまい、その後、この雑誌は手元に戻って来なかった。
つい最近も、「ああ、あの時のDIG、読みてぇなぁ」と思っていた。

それが今日、ブックオフ秋葉原店に、わずか￥200で売っていた。

速攻で購入し、家に帰り、ページを開き、思わず笑ってしまった。
当然ながら、高校の頃に読んだままの紙面がそこにはあった。
今思えば、このDIGに載っている写真の数々はかなり貴重なものではないかと思う。
前述のジョニーGの、死の直前一時間半前の写真が掲載されている。
表紙のジョン・リーも、もはや鬼籍に入ってしまったが、なんとまあ不敵でイカした笑みを浮かべてギターを抱えている。

お盆の時期の今、この本にまた巡りあえて俺は幸せだ。